人の悩みに、重い軽いはないといいます。悩みの出来事(問題因といいます)は、さまざまで、問題因の出来事には、重い軽いがあるかもしれません。しかし、出来事を悩む心(心理因)は,「どうにかしたいが、どうにもならない」といったもので、こういった思い方考え方は、出来事に依らず、みな同じです。「問題(外界)は違っても、悩む思い方(内界)は、みな同じ」が臨床心理学の基本で、「人の悩みに、重軽の区別なし」という意味です。このような理念で、当相談室では、どんな些細な出来事の悩みも、心理相談に応じています。
過去,こんな相談がありました。そして,殆どの方が改善しています。
- ブルーチーズ、納豆が食べられるようになりたい
- 魚の目が怖くて触れないが、捌けるようになりたい。
- 自転車に乗れない。乗れるようになりたい。
- 物が捨てられない。物を捨てて、すっきりしたい。
- 普通に生活しているが、子どもを愛せない。
- 父の社長職の後が継げるかどうか心配
- 宴会で乾杯の時、グラスを持った手が震えて止まらない。
- 怪我で入院していたら、夜な夜な悪霊が自分を襲いにくる。
- 手がろくろ首のように伸びて、離れた汚い床を触った気がする。
- 試験で30点しか取れないLDの子どもを、100点取れる子にしたい。
- プロ野球の選手で、エラーがトラウマになって実力が発揮できない。