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大草正信のコラム
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適応思いが創れたら心が健康になる
 一次意識の不適応思いがどのようなものでも、二次意識で適応思いが創れる(適応機制が働く)と、心が健康な状態になります。
 心の不健康な人は、自分の心の苦しさは、そんな簡単なものであるはずがないと思うのか、そんなに簡単に治ってはたまらんと思うのか、二次意識で適応思いを思ってみることをすれば、心の健康を取り戻せるというスタンスに、なかなかなれないことが多いようです。なれた人は、驚くほど簡単に心の健康を取り戻します。
 精神医学では、内閉自閉の観念や思考だけになる人を分裂病(統合失調)、鬱や躁の気分だけになる人を躁鬱病(気分障害)、懸念懐疑不安のネガティブ感情だけになっている人を神経症(不安障害)、嫌悪否認の欲動だけになっている人を人格障害、外見は適応しているのに過剰に適応しなくてはいけないとだけ思っている人を適応障害など、一次意識の不適応思いの特性の違いで、疾病分類をしています。疾病分類に基づいて、投薬やいろいろな精神科療法で、一次意識の不適応思いを、適応的思いに変えようと試みています。
 多くの人が、精神障害の原因は、一次意識の不適応思いのだと信じていますが、それが直接原因ではありません。心の不健康な人は、一次意識の不適応思いへの囚われ拘り我執に没頭するので、結果として、適応機制が機能しなくなり、二次意識の適応思いが創れなくなってしまったのです。精神障害の原因は、適応機制が働かないことなのです。
 お〜ぷん・ラボの心の健康への心理治療は、一次意識の不適応思いを適応思い変えることでも、囚われ拘り我執に没頭を無くすことでもなく、一次意識の思いはごっそりそのままにして、二次意識として適応思いが創れるようになるように支援することです。一次意識の不適応思いがどのようなものであれ、二次意識で「心を健康にしてやってみよう」といった類の適応的思いを創れるようになれば、心は確実に健康になります。一旦、心が不健康になった人は、二次意識として適応思いを創ることがなかなかできないので、治療的支援が必要になります。
[ 2012/10/20 ]
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